辻陽太 vs
後藤洋央紀。
春の決勝、夏の公式戦、そしてIWGP戦へ。過去3度のシングルから、9.27神戸が両者の「決着戦」になる理由を読む。

最初に結論
シングルは後藤が2勝、辻が1勝。
2026年8月31日時点の集計では後藤洋央紀が勝ち越しています。9月27日の神戸大会は4度目のシングルであり、両者の対戦では初めてIWGPヘビー級王座を懸ける一戦です。
勝敗だけでなく、その先の両国まで決まる。
辻は王者としてG1での敗戦を返す立場。後藤は再び勝てば王座も手にします。勝者は10月12日の両国で、G1 CLIMAX 36覇者・大岩陵平を迎えます。
過去3戦の結果
| 対戦 | 大会 | 勝者 | 対戦後の流れ |
|---|---|---|---|
| 1戦目 | 2024年3月20日 NEW JAPAN CUP決勝 |
辻陽太 | 辻がNJC初優勝 |
| 2戦目 | 2024年7月28日 G1 CLIMAX 34公式戦 |
後藤洋央紀 | 対戦成績は1勝1敗 |
| 3戦目 | 2026年7月18日 G1 CLIMAX 36公式戦 |
後藤洋央紀 | 後藤が2勝1敗と勝ち越し |
集計対象はシングルマッチのみ。タッグ戦や前哨戦は含めていません。
3試合で立場はどう変わったか
辻が春の頂点へ
最初のシングルは2024年のNEW JAPAN CUP決勝。辻が後藤を破って初優勝し、凱旋後の勢いをトーナメント制覇という結果へ変えました。後藤にとっては、歴代最多タイの優勝回数をさらに伸ばす機会を阻まれた試合でした。
後藤がG1で取り返す
同年のG1 CLIMAX 34公式戦では後藤が勝利。NJC決勝の結果を返し、対戦成績を1勝1敗へ戻しました。春と夏の主要シリーズで、互いに1勝ずつを持つ関係になりました。
後藤が勝ち越して王座挑戦へ
2026年のG1 CLIMAX 36公式戦でも後藤が辻を破りました。王者から直接勝利した事実が、9.27神戸でのIWGPヘビー級王座挑戦につながりました。
9.27神戸が決着戦になる理由
辻は、王者として借りを返す。
後藤にG1で敗れたままでは、王者として対戦成績も主導権も取り戻せません。神戸は防衛戦であると同時に、1勝2敗を五分へ戻す試合です。
後藤は、3勝目と王座を同時に狙う。
後藤は直近2戦で辻に連勝しています。もう一度勝てば、対戦成績の優位を確定させながらIWGPヘビー級王座へ到達します。
勝者の次は、10.12両国。
- 過去3戦は後藤が2勝1敗でリード。
- 神戸は両者初のIWGPヘビー級王座戦。
- 勝者は両国でG1 CLIMAX 36覇者・大岩陵平を迎える。
黄色いバラから映画公開へ
黄色いバラに込められた意味
9月8日の調印式で、辻は映画出演を祝う花束を後藤へ渡し、その中には黄色いバラが添えられていました。黄色いバラの「嫉妬」という花言葉と映画オーディションの経緯を結び付けた背景は、辻が東スポの取材で明かした内容です。新日本プロレス公式発表ではありません。
辻もエドモンド本田役を目指していた
辻は東スポの取材で、2025年初めに同役を探していることを知り、写真と身長・体重を送ったものの選ばれず、後藤が起用されたと明かしました。この経緯は辻本人の取材発言として扱い、公式発表とは区別します。
神戸、両国、そして映画公開へ
9月27日の神戸では辻と後藤がIWGPヘビー級王座を争い、その勝者は10月12日の両国でG1 CLIMAX 36覇者・大岩陵平を迎えます。その4日後の10月16日には、後藤がエドモンド本田役で出演する映画『ストリートファイター』が全世界同時公開予定です。
9.9・9.10後楽園|神戸前哨戦で何が変わったか
辻が後藤へジーンブラスター
9月9日のタッグ戦では、辻が後藤へジーンブラスター。神戸の王座戦を前にした直接前哨戦で、王者が挑戦者へ得意技を決めました。
辻&鷹木組が勝利
翌10日のスペシャルタッグでは、辻陽太&鷹木信悟組が後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組に勝利。シングルの対戦成績は後藤2勝・辻1勝のままですが、神戸前のチーム戦では辻側が結果を残しました。
前哨戦のタッグ結果は、上段のシングル対戦成績には含めていません。
9.13仙台から9.27神戸へ|次に見るべき攻防
仙台は辻組が勝利。決着の相手はYOSHI-HASHI
9月13日の仙台メインは、辻陽太&石森太二&鷹木信悟組が勝利。13分08秒、辻がYOSHI-HASHIをファイヤーブラスター→片エビ固めで破りました。後藤から直接勝利したわけではなく、シングル通算は後藤2勝・辻1勝のままです。
辻が防衛後に描く王者像
試合後の辻は、IWGP王座を保持しながらプロレスをアジアへ広げることと、AEWとの関係を対等なものに整理することを自身の展望として語りました。これは辻本人の発言で、両団体間の新方針や契約変更の発表ではありません。
仙台第7試合の公式結果・試合後コメントを確認する。神戸では同じ大会に鷹木信悟vsクラウディオ・カスタニョーリも組まれており、神戸大会の全カードと予想へ続けて進めます。
北斗は後藤組が勝利。決着の相手は外道
9月15日の北斗メインは後藤洋央紀&YOH&YOSHI-HASHI&松本達哉組が勝利。12分07秒、後藤が外道を消灯→片エビ固めで破りました。9月13日仙台の辻組勝利から、北斗では後藤組が勝利する流れとなりました。ただし辻からの直接勝利ではなく、シングル通算は後藤2勝・辻1勝のままです。
北斗第7試合の公式結果。北斗大会の全結果と次大会のカード・予想を確認できます。
新千歳空港は辻、北見はYOHが決着
9月18日・新千歳空港では、辻が松本達哉を16分52秒、ファイヤーブラスターで破りました。9月21日・北見では、後藤と組んだYOHが永井大貴を15分35秒、DIRECT DRIVEで破っています。どちらも辻と後藤の直接決着ではなく、両者のシングル通算成績には加えません。
出典:新千歳空港の公式結果、北見の公式結果。前哨戦は「どちらのチームが勝ったか」と「誰が誰から勝ったか」を分けて確認すると、神戸の予想材料を整理できます。
体格と加速力で先手を取れるか
辻が後藤の得意な間合いへ入る前に主導権を握れるか。過去3戦で積み上がった数字を変えるには、王者側から試合の流れを動かす必要があります。
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確認した情報源
試合結果・大会日程は新日本プロレス公式発表を基に整理しています。「決着戦」「分岐点」という表現は、確認できた事実と分けた闘魂交差点の編集評価です。
