
大岩陵平、
予選から頂点まで。
予選決勝、本戦9試合、準決勝、優勝決定戦。公式結果を1試合ずつ照合し、勝敗・決まり手・試合時間をまとめた。
Aブロックを6勝3敗で2位通過。
大岩陵平は出場者決定戦を勝ち抜き、Aブロック公式戦を6勝3敗・12点で通過。準決勝でカラム・ニューマン、決勝で上村優也を破り、G1 CLIMAX 36初優勝を果たした。
勝ち筋が一つではなかった。
ビッグロック、THE GRIP、アーク・ロイ・TMの各クラッチ。締め、打撃、丸め込みを使い分けたことが、長いリーグ戦で相手に狙いを絞らせなかった。
予選から優勝まで全12試合
| 日付 | 段階 | 相手 | 結果 | 決まり手 | 時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7.6 | 出場者決定戦 | エル・ファンタズモ | 勝 | THE GRIP→体固め | 9:36 |
| 7.11 | Aブロック | ボルチン・オレッグ | 勝 | アーククラッチ | 13:28 |
| 7.18 | Aブロック | 鷹木信悟 | 敗 | バーニングドラゴン→体固め | 16:37 |
| 7.21 | Aブロック | グレート-O-カーン | 勝 | ロイクラッチ | 13:27 |
| 7.25 | Aブロック | Yuto-Ice | 敗 | Cruella→体固め | 15:18 |
| 7.29 | Aブロック | SANADA | 勝 | ビッグロック | 11:48 |
| 8.1 | Aブロック | 辻陽太 | 敗 | ファイヤーブラスター→片エビ固め | 19:37 |
| 8.6 | Aブロック | 後藤洋央紀 | 勝 | ビッグロック | 8:51 |
| 8.9 | Aブロック | ジェイク・リー | 勝 | TMクラッチ | 12:47 |
| 8.12 | Aブロック | KONOSUKE TAKESHITA | 勝 | THE GRIP→片エビ固め | 15:11 |
| 8.15 | 準決勝 | カラム・ニューマン | 勝 | THE GRIP→片エビ固め | 18:44 |
| 8.16 | 優勝決定戦 | 上村優也 | 勝 | ビッグロック | 35:10 |
「本戦8勝」はAブロック6勝+準決勝1勝+決勝1勝。出場者決定戦の1勝は別に数えています。

3敗後の3連勝
8月1日の辻戦で3敗目を喫したあと、後藤、ジェイク、TAKESHITAに3連勝。最後は首位TAKESHITAをTHE GRIPで破り、Aブロック2位を確定させた。
全12試合を一戦ずつ読む
出場権をつかむ
まずはG1本戦へ入るための一戦。
vs エル・ファンタズモ
○ THE GRIP→体固め
最後の出場枠を自力で獲得。のちに本戦終盤と準決勝でも使うTHE GRIPが、G1への入口を開いた。
本戦出場決定白星先行で滑り出す
開幕3試合は2勝1敗。クラッチ2種類が先に機能した。
vs ボルチン・オレッグ
○ アーククラッチ
公式戦初戦を丸め込みで突破。予選のTHE GRIPとは異なる決着で、本戦の最初から手札の多さを示した。
通算 1勝0敗vs 鷹木信悟
● バーニングドラゴン→体固め
今大会初黒星。16分を超える試合を落とし、無敗で走り切る展開ではなくなった。
通算 1勝1敗vs グレート-O-カーン
○ ロイクラッチ
敗戦直後を別のクラッチで立て直した。アーククラッチに続く丸め込み勝利で白星を先行させた。
通算 2勝1敗3勝3敗、余裕のない位置へ
初のビッグロック勝利を挟みながら、黒星が先行しかねない中盤。
vs Yuto-Ice
● Cruella→体固め
2敗目を喫して勝敗は五分に。序盤の白星先行を維持できず、立て直しが必要になった。
通算 2勝2敗vs SANADA
○ ビッグロック
大会で初めてビッグロックが決着技になった一戦。3勝目を挙げ、再び白星を一つ先行させた。
通算 3勝2敗vs 辻陽太
● ファイヤーブラスター→片エビ固め
公式戦最長となる19分37秒の末に3敗目。残り3試合を前に、勝敗は3勝3敗へ戻った。
通算 3勝3敗後がない終盤を3連勝
後藤、ジェイク、TAKESHITAを異なる決まり手で破って2位通過。
vs 後藤洋央紀
○ ビッグロック
3敗後の初戦を大会最短の8分51秒で突破。終盤3連勝の起点となった。
通算 4勝3敗vs ジェイク・リー
○ TMクラッチ
大会3種類目のクラッチで5勝目。最終公式戦を前に、勝ち越しを二つへ広げた。
通算 5勝3敗vs KONOSUKE TAKESHITA
○ THE GRIP→片エビ固め
首位TAKESHITAを破り、6勝3敗・12点でAブロック2位を確定。予選以来のTHE GRIPが通過を決めた。
最終 6勝3敗決勝トーナメントを連勝
最後の2試合はTHE GRIPとビッグロック。主力2技で頂点へ到達した。
vs カラム・ニューマン
○ THE GRIP→片エビ固め
Aブロック終盤からTHE GRIPで2試合連続勝利。優勝決定戦への切符をつかんだ。
決勝進出vs 上村優也
○ ビッグロック
全12試合で最長の35分10秒。最後はSANADA戦、後藤戦でも勝利を挙げたビッグロックで初優勝を決めた。
G1 CLIMAX 36優勝累計時間と最長・最短は、新日本プロレス公式の各大会結果に掲載された試合時間を闘魂交差点が集計したものです。試合の位置づけに関する文章は、公式記録を基にした編集評価です。
9勝を決まり手で分ける
締めて終える
SANADA、後藤、決勝の上村から勝利。
打って終える
予選ELP、TAKESHITA、準決勝カラムから勝利。
丸め込んで終える
アーク、ロイ、TMの3種類を使い分けた。
敗戦も三者三様
鷹木、Ice、辻に敗れたが、同じ負け方はなかった。
なぜ大岩は優勝できたのか
決着技を絞らせない
ビッグロックを警戒すればTHE GRIPがあり、立ち技を警戒すればクラッチがある。9勝が3・3・3に分かれた。
3敗目から崩れなかった
辻戦後は一戦も落とさず、後藤・ジェイク・TAKESHITAを連破して通過。終盤の修正力が数字に表れた。
決勝は原点のヘッドロック
35分を超えた上村戦をビッグロックで決着。派手さよりも、基本技を離さない強さが最後に残った。
G1優勝後|タイチ戦へ示した条件
9月13日仙台:直接勝利がシングル戦の条件
大岩陵平は仙台大会後、タイチに対し、このシリーズで自分から直接ピンフォールまたはギブアップを奪えばシングル戦を受けるという条件を示しました。チームとして勝つだけではなく、タイチ自身が大岩から勝利を挙げることが条件です。
これは大岩本人の条件付き提案です。9月13日の発言時点では、シングル戦の日時・会場や、IWGP次期挑戦者決定戦としての開催が正式に決まったわけではありません。仙台でタイチがギブアップを奪った相手はハートリー・ジャクソンで、大岩ではありません。
9月15日北斗:タイチ組勝利も、大岩からの直接勝利ではない
北斗第5試合は11分56秒、タイチがハートリー・ジャクソンを極星十字固めで破り、ウルフ アロン&上村優也&タイチ組が勝利しました。決着相手は大岩ではないため、この北斗戦では大岩が示した条件は達成されていません。チームの勝利と、条件達成によるシングル戦の実現は分けて記録します。出典:北斗第5試合の公式結果。
9月17日〜21日:4大会とも決着は上村からハートリー
旭川、新千歳空港、室蘭、北見での該当タッグ戦は、いずれも上村優也がハートリー・ジャクソンから勝利しました。この4試合ではタイチが大岩本人から勝利していないため、条件達成には当たりません。出典:旭川、新千歳空港、室蘭、北見の公式結果。
この条件付きのやり取りと、10月12日両国でのIWGP挑戦は分けて追います。両国大会へ向かう大岩の歩みと、挑戦相手を決める9月27日神戸・辻陽太vs後藤洋央紀を合わせて確認できます。
出典:9月13日仙台・第6試合の公式結果と試合後コメント。条件の達成と対戦の正式決定は、別々に確認して更新します。
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確認方法:試合日・勝敗・決まり手・時間は新日本プロレス公式の各大会結果とG1 CLIMAX公式王者ページで照合しました。累計時間は公式記録から闘魂交差点が集計しています。「勝ち筋が一つではなかった」「終盤3連勝の起点」などの文章は、公式記録を基にした編集評価です。
