TECHNIQUE FILE · BIG ROCK

ビッグロックとは何か。大岩陵平がヘッドロックを決着技へ変えた理由を読む。

プロレスの基本技が、G1 CLIMAX 36の頂点を決めた。公式記録と観戦ポイントから、ビッグロックとTHE GRIPの違いまで整理します。


QUICK ANSWER

ビッグロックは、大岩陵平が磨き上げたヘッドロック。

相手の頭を脇へ抱え、離さずに圧力をかけ続ける技です。新日本プロレス公式プロフィールでも得意技として掲載され、G1 CLIMAX 36優勝決定戦では上村優也からギブアップを奪いました。

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WATCH FIRST

見るべきは、派手な入り方ではなく「離さない時間」。

首を抱えた瞬間より、相手が立ち上がる、向きを変える、ロープへ進む動きをどこまで止めるかを見ると、基本技が決着技になる理由が分かります。

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30秒でわかるビッグロック

以下は公式が発表した「手順」ではなく、試合映像を見るときの観戦ポイントです。

01

頭を脇へ抱える

相手の横へ入り、頭を腕の輪の中へ収める。

相手の横から頭を脇へ抱えるサイドヘッドロックの観戦用技術図
FOCUS腕が首の正面を横切るかではなく、頭を脇へ密着させているかを見る。
02

腕の輪を保つ

相手が向きを変えても、頭と肩の距離を広げない。

肩と前腕で頭を脇へ保つサイドヘッドロックの観戦用技術図
FOCUS相手が起き上がるたびに、頭を自分の体へ引き戻せるかを見る。
03

低い土台で逃がさない

腰を落とし、脚の踏ん張りで相手の回転と立ち上がりを止める。

腰を落として足幅を広げたサイドヘッドロックの観戦用技術図
FOCUS腕だけでなく、腰の高さと足幅が崩れていないかを見る。
BIG ROCK

ビッグロックは、ヘッドロック。

相手の頭を抱え続け、逃げる動きを止めてギブアップを狙う技。G1 CLIMAX 36優勝決定戦の決まり手です。

THE GRIP

THE GRIPは、ローリングラリアット。

回転の勢いを乗せて腕を打ち込む一撃。大岩陵平の異名にも使われますが、ビッグロックとは別の技です。

公式記録で追う、ビッグロックの2026年

01

SANADAからギブアップ

新日本プロレス公式のG1三賞記事は、ヘッドロックでSANADAから勝利したことを技能賞の評価理由として紹介しています。

公式記事 ↗

02

G1初優勝の決着技

上村優也との優勝決定戦を35分10秒、ビッグロックで制し、大岩陵平がG1 CLIMAX 36初優勝を達成しました。

G1公式記録 ↗

03

THE GRIPとの二本柱

公式ロングインタビューでは、THE GRIPでTAKESHITAを突破した流れと、ビッグロックで頂点へ進んだ戦いが振り返られています。

公式インタビュー ↗

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なぜ基本技がG1の決着技になったのか

◇ 基本を磨く

誰もが知る技だから差が見える

特別な形ではなく、基本技を離さない強さまで高めたこと自体が大岩の個性になりました。

♜ 試合を制御

相手の反撃時間を奪う

抱えている間は、相手が攻めへ移る前に脱出へ力を使わされます。

↻ 二つの決着

打撃と締め技を使い分ける

THE GRIPを警戒させ、ビッグロックでも終われる。二つの決着技が互いを生かします。

ここを見れば、ビッグロックが面白くなる。

✓ 抱えている時間一度外れかけても、もう一度頭を引き戻せるか。
✓ 腰の高さ相手が立とうとした瞬間に、大岩の腰が浮いていないか。
✓ 相手の向き正面を向けるか、脇へ固定されたままか。
✓ THE GRIPへの警戒打撃を警戒した腕や姿勢が、ヘッドロックへの入口になるか。

出典

技名、得意技、試合日、勝敗、決まり手は新日本プロレス公式プロフィール、G1公式記録、公式記事・インタビューで確認しました。3枚の図は公式の手順図ではなく、観戦ポイントを説明するための生成イラストです。

大岩陵平公式プロフィール →

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