TECHNIQUE FILE · GTR
GTRとは何か。後藤洋央紀が勝負を締める一撃を公式記録で読む。
正調GTRだけでなく、裏GTR、GTW、GTR改まで連係が広がる。公式プロフィールと試合記録から、後藤洋央紀の勝負技がどう使われてきたかをたどります。
後藤洋央紀を象徴する必殺技は、GTR。
新日本プロレス公式プロフィールでも得意技の筆頭に記載されるGTR。試合記録では裏GTRやGTWから正調GTRへつなぐ連係、さらにGTR改で勝負を決める展開が確認できます。
最初に見るのは、GTRへ入る前の連係。
一発だけを見るのではなく、打撃、裏GTR、GTW、昇天・改などで相手の抵抗を削り、どの形から勝負技へ移るかを見ると後藤の組み立てが分かります。
30秒でわかるGTRの動き
左腕で首を固定する
相手を後方へ反らせ、左腕で頭と首を抱える。右腕はまだ引いたまま。
相手へ踏み込みながら回転
首の固定を保ち、相手へ近づきながら足・腰・肩を回していく。
右腕と膝で同時に挟む
右腕を胸元へ振り抜くのと同時に、相手の上背部を立てた膝へ落とす。
公式プロフィールが、GTRと派生技を得意技に記載。
後藤洋央紀の公式プロフィールにはGTR、昇天・改、裏GTRなどが掲載されています。公式試合記録でも、複数のGTR系攻撃を連係させる流れが繰り返し確認できます。
一発の名前ではなく、勝負を閉じる技の体系。
正調、裏、改、GTWを使い分け、相手の対応に合わせて次の形へ進む。GTRは後藤の粘りと再加速を、試合の終盤に見せる武器です。
公式記録で追う、GTRの勝負どころ
G1・バッドラック・ファレ戦
公式展望記事は、後藤が巨漢ファレへ渾身のGTRを決めた勝利を紹介。体格差を越えて試合を締める力が記録されています。
NJC・KENTA戦
GTWからGTRへつないで勝利。派生技を重ねて正調へ至る連係が公式記事に残っています。
IWGP世界・ザック戦
GTRを決め、さらにGTR改で勝利。9度目の挑戦でIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠した最大級の記録です。
なぜGTRが後藤洋央紀を象徴するのか
一度で終わらない
切り返されても派生技を重ね、もう一度勝負へ戻る。
王座戦で結果を残す
2025年のIWGP世界初戴冠を、GTRからGTR改への連係で決めた。
相手に応じて形が増える
正調、裏、改、GTW。ひとつの対策だけでは止めにくい。
ここを見れば、GTRの攻防が面白くなる。
出典
得意技表記、派生技の名称、試合での使用と勝敗は新日本プロレス公式プロフィール・公式試合記事を確認しました。技の評価と概念図は事実記録と分けています。
