TECHNIQUE FILE · STF
蝶野正洋の関節技、STFとは?技の仕組みと観戦ポイントを読む。
蝶野正洋を象徴する関節技は「STF」です。相手の脚と上体の動きを抑える技で、観戦ではロープまでの距離が見どころになります。この記事では、技の仕組み、公式記録に残る攻防、試合で注目したいポイントを紹介します。
蝶野正洋を象徴する関節技は、STF。
新日本プロレス公式でも蝶野正洋の得意技の一つとして紹介されるSTF。相手の脚を固定し、上体の動きも抑えて、逃げ道を狭めていく関節技です。
最初に見るのは、ロープまでの距離。
極まる直前に相手の手足がロープへ届くか。距離と体勢が分かると、STFをめぐる攻防が一段見やすくなります。
30秒でわかるSTF
脚を取る
相手の脚を抱え込み、動きの起点を奪う。
上体を制御
体を横に倒し、相手の上体をマットへ向けて制御する。
逃げ道を消す
脚側と上体側から同時に圧力をかけ、相手の動きを止める。
公式が「蝶野の得意技」としてSTFを紹介。
新日本プロレス公式は2023年、海野翔太が蝶野正洋の得意技の一つであるSTFを使用していると紹介しました。技の継承が公式に言及されるほど、蝶野を象徴する技として定着しています。
派手さではなく、動きを止めて試合を支配する技。
一撃の大技とは違い、相手の動きと試合の速度を蝶野側へ引き寄せる。黒のカリスマの冷静さを、技の見え方まで含めて表した必殺技です。
公式記録で追う、STFの変化
新型STFの公開練習
長州力との公開練習で、脚をクロスして極める新型STFが提案された記録。完成形を固定せず更新していました。
大谷晋二郎戦
負傷していた大谷の肩を攻めた流れからSTFを極め、会場の反応を引き出したと記録されています。
海野翔太への継承
海野がSTFを使用していることを、公式が蝶野の得意技と結びつけて紹介。技が世代を越えて残った記録です。
なぜSTFが蝶野正洋を象徴したのか
感情を爆発させない
相手の動きを静かに読み、慌てずに試合を閉じる。
主導権を握り続ける
動きを止め、時間と体勢を自分の側へ引き寄せる。
完成形を固定しない
新型STFの公開練習から継承まで、技は変化し続ける。
ここを見れば、関節技が面白くなる。
出典
技名、公式による得意技表記、公開練習、試合中の使用に関する事実は新日本プロレス公式記事を確認しました。評価部分と概念図は事実記録と分けています。
