ERA 03 · 1999–2006

第三世代

激動期を支えた意地と誇り。

中西学、永田裕志、天山広吉、そして小島聡。三銃士の次を担う同世代は、G1 CLIMAX、IWGP、タッグ戦線で競い合い、団体が大きく揺れた時期のリングをつなぎました。

※「第三世代」は新日本プロレス公式でも4人を指す呼称です。「1999–2006」は公式区分ではなく、中西のG1初優勝から棚橋のIWGP初戴冠までをたどるために闘魂交差点が設定した編集上の区分です。

THREE POINTS

この時代を読む3つの視点

01

4人で競った世代

第三世代は永田・天山・小島・中西の4人。シングルとタッグの両方で競い、三銃士の次を担う存在として前面へ出ました。

02

揺れる団体を支えた

選手の移籍や他団体との対抗戦が続く中、G1とIWGPを軸に主役が交代。第三世代は変化の大きい時期の中心を担いました。

03

次のエースへ渡す

2006年、棚橋弘至がIWGPを初戴冠。第三世代が守ったリングは、新しいスター像を掲げる世代へ受け継がれます。

KEY WRESTLERS

主戦線を支えた代表3人

※第三世代は公式上4人です。この欄は1999〜2006年の新日本所属期間とシングル戦線を基準に3人を掲載し、小島聡は本文と年表で扱います。

IWGP STANDARD

永田裕志

2001年にG1 CLIMAX初優勝。翌年にIWGPヘビー級王座を初戴冠し、当時最多となる10度の防衛を重ね、激動期の王座戦線を支えました。

G1 FORCE

天山広吉

小島聡との「テンコジ」でタッグ戦線を牽引。2003年にG1 CLIMAX初優勝とIWGPヘビー級王座初戴冠を果たし、翌年にはG1を連覇しました。

POWER

中西学

1999年のG1 CLIMAX決勝で武藤敬司を破り初優勝。永田とのタッグでもIWGPタッグ王座を獲得し、第三世代で最初にG1を制しました。

TIMELINE

第三世代を動かした8つの出来事

  1. 中西がG1 CLIMAX初優勝

    決勝で武藤敬司を破り、第三世代で最初のG1覇者に。新しい世代が夏の主役へ名乗りを上げました。

    出典:新日本プロレス公式G1特集 ↗
  2. テンコジがIWGPタッグ王座を初戴冠

    1月4日、天山広吉と小島聡が第36代IWGPタッグ王者に。第三世代の競争はタッグ戦線でも形になりました。

  3. 永田がG1 CLIMAX初優勝

    決勝で武藤敬司を破り初制覇。中西に続き、第三世代から二人目のG1覇者となりました。

  4. 永田がIWGP王座を初戴冠

    4月5日、安田忠夫を破り第31代IWGPヘビー級王者に。その後10度防衛し、当時の最多防衛記録を作りました。

    出典:新日本プロレス公式王座記録 ↗
  5. 小島が新日本を退団

    1月31日付で新日本を退団し、全日本プロレスへ。4人は同じ所属ではなくなりましたが、後の再戦へ物語は続きます。

  6. 天山がG1 CLIMAXを連覇

    2003年に初優勝し、同年IWGPヘビー級王座も初戴冠。2004年にはG1を連覇し、主役としての地位を固めました。

  7. 天山と小島、IWGP・三冠戦

    2月20日、IWGP王者・天山と三冠王者・小島がダブルタイトルマッチで対戦。小島が勝利し、両王座を同時に保持しました。

  8. 棚橋がIWGP王座を初戴冠

    7月17日、棚橋弘至が王座決定トーナメントを制して第45代王者に。リングの中心は次の世代へ動き始めました。

WHAT CHANGED

激動期をつないだ世代から、再生を掲げる新しい主役へ。

第三世代は、4人それぞれのシングル実績とタッグの結束で、変化の大きい時期のリングを支えました。次に中心へ進むのは、新しいエース像を示す棚橋弘至と、独自の強さを追う中邑真輔です。

棚橋・中邑時代を読む →

出典と表記について

第三世代の構成、G1、王座移動、所属の変化は、新日本プロレス公式ヒストリー・選手プロフィール・王座記録を優先しました。「激動期」「支えた」「次代へつないだ」などは闘魂交差点による編集上の評価です。公式サイトの文章・写真・ロゴは転載していません。

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